お米農家米作りお米農家が普段食べているお米の作り方を公開します
減農薬ロハス米作り−虫やカエルと共生する、おいしいお米は手間暇をかけて作ります。
お米の生長日記 2004年
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5月2日(日)

家族総出の苗床造り風景
後ろに写っている赤い自動土入れ機で、苗床になるプラスチックケースに土を入れている様子です。下地に使う土は、殺菌をしてある肥料の入った苗床用土を使用しており、来週もみまきをする時は、上土には殺菌がしてある肥料の入っていない、きめの細かい土を使用します。
5月9日(日)

家族総出の苗床造り風景
今年のもみまきは、昨日よりの雨で大変な手間がかかりました。見ての通り、もみと掛け土が濡れない様に、大きなテントを借りてきてその中でもみまき機を動かしました。苗床を運ぶ担当は、カッパを着てすぶぬれになりながら、苗床を運びました。
5月23日(日)

やっと新芽が出ました。
2週間前にもみまきをした苗が、暖かい太陽をいっぱいに浴びて新芽を出しました。アルミの薄いシートを持ち上げる様にしてやっと出てきました。雨が多く降り、気温が上がらなかったので例年より多少時間が掛かりました。
6月3日(木)

田植えを待つ苗です。
上の写真と比較しても、苗の育っているのが一目瞭然で分かります。今年は合計1,350枚を作りましたが、すべて順調に育ってくれて喜んでおります。昨年から付けた自動散水機も順調に稼働して、省力化を助けてくれています。
6月6日(日)

子供と一緒にしろかきです。
2人でトラクターに乗って田植え前の田んぼの準備をしています。これで、稲刈りをしてから3度目のトラクターでの作業です。来週には田植えをする予定ですが、今日も天気が悪いので気になります。晴れるとイイな。
6月12日(土)

雨の中の田植えです。
6月11日から13日の3日間で田植えが終わりました。1日に約1.5町を植えます。子供達もお手伝いで、植えている苗がとばない様に見張るのが仕事です。とんでいるのに言わなかったら、おじいちゃんに後から叱られるので、真剣です。
7月24日(土)

稲の生長を見ながらの肥料。
元気で順調に稲は育っています。が、田んぼによっては稲の生長にバラつきがあります。同じように愛情を注いではいるのですが・・・。そこで、成長の遅い稲の田んぼにはJA有機肥料を少し入れて成長のスピードを他の田んぼと同じにして行きます。
8月8日(日)

稲の花が咲いています。
1年で数日間だけ咲く稲の花です。ほとんど気が付かない内に散ってしまいます。今年はタイミング良く撮影が出来ました。これはキヌヒカリの花ですが、徐々に山田錦・ミツヒカリと咲いて行きます。現在の所は病気にもかからず元気に成長をしてくれています。今年は暑いので大丈夫かな?
8月28日(土)

大きな台風が来ています。
台風16号が接近しております。写真の様にキヌヒカリはあと2週間程で収穫出来るまで良く実りましたので、安心しています。作況指数は現在105%との事で、昨年の95%に比べれば大変おいしいお米の収穫が期待できます。山田錦の為にも16号台風さん。逸れて下さい。
9月4日(土)

台風16号の足跡。
久しぶりの大きな台風16号が、播磨地区にも上陸しました。近年まれにみる大きさで地元の王子神社の鐘つき櫓が倒壊しました。田んぼを見に行ってみると、当家の田んぼは稲の生育が良く、ほとんど倒れておりませんでした。他家の田んぼは場所によっては稲刈りの出jきない状況です。この違いは、京都大学の大学院で稲の研究をされている本田様に聞いたのですが、チッソ分が少ない田んぼの苗は足下が弱く倒れやすいそうです。土壌改善をした田んぼから良い米は生まれるのです。
9月5日(日)

雀のおどしをしています。
ここ数年、雀を捕る方が少ない為に数百羽の雀が写真の後ろの森に住んでいます。夕方6時頃になるまで、実の詰まったお米を食べに各田んぼに舞い降りてきます。そこで、キラキラと光るテープとCDを田んぼの端から端まで引っ張ります。写真は山田錦の田んぼでおどしのテープを引いて、雑草を間引いている東郷正春です。
9月20日(月)

昨年より少し早い19日.20日の収穫です。
待ちに待ったキヌヒカリの収穫です。今年は大型の台風も何度かやってきましたが、夏の天候が良かった為、昨年より沢山採れています。親父も予定以上の収穫に顔がほころんでいます。農家の仲間同士で、同じ品種でも他家の田んぼより、多く採れたと言って自慢をしていました。減農薬で造っている為、白鷺が虫や蛙を食べにきます。
9月21日(火)

遠赤外線の乾燥機です。
今年は最新型の今年入った乾燥機を使っています。これは遠赤外線の「山本製作所」さんが造った乾燥機です。じっくりと乾燥をさせる為に、今まで多かった割れや水分のバラツキが少なくなるそうです。遠赤外線と聞けばコーヒーを思い出すのは私だけでしょうか?
9月21日(火)

大型の高速選米機です。
刈り取って乾燥させ脱穀をしたお米をこの選米機で、上米・中米・小米と三種類に分けます。機械の中に3重のフィルターが入っており、上からお米を落とし、大型のふるいで選別をします。お米を扱っている業者さんによっては、価格を安くする為に、中米や小米を混ぜて販売をしているところがある様ですが、当家のお米は上米のみを扱います。ちなみに中米は自家用として、小米は家畜の肥料としています。
10月16日(日)

山田錦の収穫です。
当家の最も大きな面積を植えている、山田錦の収穫が始まりました。今年はこれまで、3つの大きな台風が来たので、背が高く穂の大きな山田錦は大部分が倒れてしまいました。次に大きな台風が来ると水につかってしまった穂から、芽が出てしまいます。芽の出た山田錦は買ってもらえず、クズ米となります。
10月22日(金)

ヒノヒカリの収穫です。
今年のヒノヒカリはよくできています。大きな台風にも負けず、倒れずにがんばって立っていました。収穫した米粒を見ると、小米が少なく例年より一粒一粒が大きく感じました。
10月23日(土)
大型台風23号の爪痕。
今月収穫予定のミツヒカリです。よく見て下さい。左の田んぼは他家の所有です。右は当家の田んぼです。品種は同じミツヒカリですが、隣の田んぼ同士でも育て方によって、こんなに違います。左の田んぼはベタ転けですが、当家の田んぼは立派に稲が立っています。
12月19日(日)
土壌改善の牛糞。
稲を毎年同じ田んぼで栽培をしていると、どうしても土地が痩せてきます。そこで当家では科学肥料は使わずに、昔に小牧場をしていた経験を生かし、発酵牛糞を田んぼに毎年入れています。その後、トラクターでしっかりと何度も土に馴染ませます。オイシイお米を作るには年中大変なのです。
なぜ同じお米で
味が違うの?
2001年に収穫までお米が足りなくなり、農協で同じ品種を買って食べた時、孫が「おいしくない」と言ってお米を食べなっかたのです。申し訳ないが農協に出すお米は出す人すべてのお米が混じってしまい、責任感が無さすぎます。まぜてしまえば誰が造った米か分からないという考えがいやなのです。本当のお米の味を分かってほしいのです。

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