お米農家米作りお米農家が普段食べているお米の作り方を公開します
減農薬ロハス米作り−虫やカエルと共生する、おいしいお米は手間暇をかけて作ります。
お米の生長日記 2007年
   お米作りの作業を動画で見る
1月21日(日)

たい肥の散布
加西市農業委員 委員長の東郷正春は、米農家仲間と共同で、乾燥堆肥をすべての田んぼに入れております。昨枝年末には大きな田んぼには機械で散布をしましたが、小さな田んぼと自家用野菜の畑には手で散布をしました。これを散布する事で、味わいの深いお米が採れます。
2月3日(土)

発酵牛糞の散布

昨年に牛糞をいれられなかった田んぼに、今年分としての牛糞をいれております。4tトラック3台で専用の機械に横付けをして入れた後、散布をします。4tの堆肥が約20分で散布が終わります。
2月4日(日)

畦焼き前の鋤き込み
畦焼きが午後からなので、午前中に田んぼを鋤いております。昨年のお米の収穫後、3度目の鋤き込みです。今年の苗を植えるまで、合計6〜7度ほどは同じ田んぼを鋤きます。
2月4日(日)

村中総出の野焼き

今年も、1月末から2月にかけて村単位で畦焼き(あぜやき)がありました。私は消防団員として、村の人たちが町内すべての田んぼに火を付けたのが、飛び火をして家に燃え移らないかを監視しております。この野焼きには、土壌をアルカリ性に変える働きと、害虫を卵の内に殺してしまう効果があるそうです。

4月30日(祝)

苗箱の下土入れ

来週からもみまきをしますが、その前に下土を苗箱に入れておきます。下土は、昨年と同様に、岡山県の蒜山高原の広葉樹の腐葉土を殺菌熱処理をした土に、肥料を混ぜ込んでいる専用土をコンテナで購入して、使用しております。また、もみまきの機械も新しくしましたが、全自動はあえて導入せずに、2度まき用の機械を購入しております。
5月5日(日)・12日(土)

家族総出のもみまき

先週に下土を入れた苗箱に、種籾を入れて専用の上土(肥料の入っていない熱殺菌をした土)を引いています。それを苗専用に作った、約120坪の田んぼに引き詰めて行き、アルミシートを上にかけて行きます。約1週間で、休眠をしていたお米から、美しい新緑の芽が出てきます。今年は1,900枚の苗を作りました。
5月13日(日)

なぜ!この田んぼだけ白鷺が?

なぜ、このたんぼだけに白鷺が飛んできているのでしょう?画像からも分かる様に、他の田んぼにはいません。トラクターで水を入れる前に、土を耕しているのですが、土が生きているので、沢山の土中生物(みみずやオケラ)がいるのを、白鷺はよく知っているます。白鷺はたんぼを耕しているのに、ついて虫やみみずを食べているのです。
5月20日(日)

つばめの巣

農家にとって悪い虫である、蚊やハエ・カメムシを食べてくれるつばめは、農家の大切な財産のひとつです。毎年、納屋に巣を作り子供を育てています。元気いっぱいのかわいいヒナ鳥を見てやってください。このカワイイヒナも、約10日で立派な大人のツバメになり、害虫を食べてくれます。そして、再度帰ってきて今シースン2回目の巣をつくります。
6月2日(土)

しろかき

お米を田んぼに植える前に、根が張りやすいように田んぼの土を軟らかくします。トラクターで水を入れた後に計2回すきます。しろかきはすればするほど、田んぼの土のキメが細かくなり、苗にとっては優しいのです。しろかきをしっかりとしていると、田植えが楽になり(穴ぼこがあると稲が根付かない為)、田植えが楽だと稲刈りがスムーズになります。
6月9日(土)

田植え

機械でする田植えの風景です。耕地整理をされた田んぼは機械でも植えることが出来ます。事前に今年は約7町(1町は10反で1反は1000坪です)をつくっており、そのうち2町が山田錦です。その次はキヌヒカリです。
6月10日(日)

田植えの下仕事

田植えは田植機でしますが、すべてが田植機では出来ません。便利に使いこなすのは下仕事をキッチリする必要があります。大きな田植機は、もちろん重く、通った後には大きな穴ぼこが出来ます。その穴ボコにも苗を植えるので、しっかりと苗の根が張れるように、穴ボコを埋めなければなりません。
8月3日(金)

台風5号の影響

大型の台風5号が日本に上陸をしました。四国から広島を経由して日本海に抜けていきました。各地で大きな被害を聞きましたが、当家の田んぼには影響がありませんでした。
8月5日(日)

過酷な労働、田んぼの草引き。

台風がすぎたあとは、とてもよい天気が続いております。7月は雨や曇りの日が多く、稲の発育が心配でしたが、台風の後は一転して、暑い日々が続いております。日中の作業は非常に過酷ですが、美味しいお米を作るのには、水の入った粘土質の田んぼから雑草を引き抜かなければ、お米に十分な栄養が行き渡りません。
8月10日(金)

キヌヒカリの開花がはじまりました。

たんぼによって少し差がありますが、早い田んぼのキヌヒカリが開花しました。昨年並で例年より1週間程開花が遅いようです。でも、最近はうなるほどの猛暑になり、刈り取り時期には例年並みに採れるかもしれません。
8月12日(日)

うなる様な暑さの中での草刈り。

お米作りには欠かせない、雑草の刈り取りです。6月から8月の間に2回〜3回は、それぞれの田んぼの草を草刈り機で刈り取ります。今年は毒ヘビの「まむし(播州の方言では、はめ)」が4匹も出てきました。「まむし」が多いのは、食料であるカエルやバッタが多い証拠です。
8月18日(土)

予防の終わった田んぼ

害虫が付かない様に予防をした直後の写真です。うっすらと白くなっているのが分かるでしょうか?穂が出る頃に、害虫を追う払う意味での予防です。まだ、穂が出ているか出ていないかの状態で行いますので、残留農薬の心配もありません。(煙をかけているような予防の仕方です)数分後には、どの田んぼを予防したのかが、全然分からない状態です。JAの指導は4回の散布でしたが、当家は1回だけです。
8月25日(土)

穂にお米が入ってきました

天を向いて立っていたお米の穂に、だんだんとお米の実が入ってきました。先に殻が出来て、花が咲き、ミルクの様な白い液体が入ってきます。それがだんだんと固まって、お米になるのです。中心の虫が分かるでしょうか?そう、カメ虫です。この虫がミルクの状態の時にお米を吸います。そのお米がハシが黒くなっているお米です。先週予防をしたばかりの田んぼです。
9月9日(日)

すず虫の声が聞こえますか?

農薬も少ししか使わないと、虫は死にません。農薬は朝の早い時間にまきますが、午後には虫が鳴いています。耳を澄まして、秋の虫の声を聞いてみてください。
9月23日(日)

一粒のお米も大切にする稲刈り

キヌヒカリ出品用の収穫です。一粒のお米も大切にする、機械だけに頼らない稲刈りです。特に注意をしてコンバインが大切なお米を踏 まないように、通り道のお米はすべて刈り取っておきます。田んぼすべてのお米を刈り取 った後に、手で刈り取ったお米の脱穀をします。
9月24日(月)

遠赤外線乾燥機

遠赤外線で刈り取ったお米を乾燥させる「山本製作所」さんが造った乾燥機です。直接ではなく、ゆっくりとじっくりと乾燥をさせる為に、今まで多かった割れや水分のバラツキが少なくなるそうです。天日干しの農家さんもいらっしゃいますが、天日では水分量が15%まで落ちないはずなのですが・・・。天日干しの良いところは、徐々に乾燥をさせるのが稲穂がけの良いところでしょうか。
9月25日・26日

コシヒカリ・キヌヒカリの収穫

予定より少し遅く刈り取りをしました。今年も動物園の様に、沢山の白鷺とツバメとカラスが獲物を狙って、コンバインの後を追ってきました。この刈り取ったお米は、一定の水分量になるまで、火を入れずに送風だけで乾燥をさせ、水分量が15%になるまで、火を入れて乾燥をさせます。2日で玄米になって仕上がります。しかし、キヌヒカリの収穫の最後に雨が降り、水分量が30%を超えてしまいました。送風だけで1日、その後に乾燥をさせました。
10月16日〜19日

ヒノヒカリ・山田錦の収穫

今年のお米は、早稲の品種(コシヒカリ・キヌヒカリ)より晩稲の品種(ヒノヒカリ・ミツヒカリ)の方が出来が良いと言われているのが、農家仲間での評価です。その理由は、今年の夏を思い出して頂いたらお分かりの通り、7月は雨が多く8月〜9月上旬は猛暑が続いたのが理由です。稲の成長期に雨が多く、朝晩が冷え込む前に早稲の品種は刈り取りだからです。晩稲は成長期が猛暑で、収穫前はほどよく冷え込みがあったのです。ただ、お米の出来と味の善し悪しは好みがあるので比例はしません。
10月28日

最後の品種 ミツヒカリの収穫

当家でもいちばんの遅稲である、ミツヒカリの収穫が終わりました。収穫時の水分量は21.3%で理想的な環境での収穫でした。思い起こせば、昨年は10月中旬より雨が降らず、枯れる寸前での収穫だった様に記憶しております。今年のミツヒカリは粒も大きく、とても美味しいと思われます。
12月16日

発酵乾燥牛糞(有機肥料)の散布

良いお米を収穫する為の作業は稲刈りが終わった後も続きます。当家ではお米専業ですの で、収穫後は他の作物を作らずに、土作りをしております。その第一歩が発送乾燥牛糞の 散布です。1反あたり2トンの発酵乾燥牛糞を散布している風景です。
なぜ同じお米で
味が違うの?
2001年に収穫までお米が足りなくなり、JAで同じ品種を買って食べた時、孫が「おいしくない」と言ってお米を食べなっかたのです。申し訳ないがJAに出すお米は出す人すべてのお米が混じってしまい、責任感が無さすぎます。まぜてしまえば誰が造った米か分からないという考えがいやなのです。本当のお米の味を分かってほしいのです。

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