お米農家米作りお米農家が普段食べているお米の作り方を公開します
減農薬ロハス米作り−虫やカエルと共生する、おいしいお米は手間暇をかけて作ります。
お米の生長日記 2006年
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1月8日(日)

とても寒い冬。
今年は例年になく雪の多い年で、加西市も奥播磨に位置するので例外なく良く雪が降っております。ほとんど積もる事のない雪が今年は積もりました。土中の生物は大丈夫かな?
2月5日(日)

村中総出の野焼き

私たちの地区は、1月末から2月にかけて村単位で畦焼き(あぜやき)があります。私は消防団員として、村の人たちが町内すべての、田んぼの畦や休田に火を付けたのが、飛び火をして家に燃え移らないかを監視しております。この野焼きには、土壌をアルカリ性に変える働きと、害虫を卵の内に殺してしまう効果があるそうです。
3月8日(水)

小さな春 みーつけた
犬の散歩に行っていたら、今年も当家の田んぼの土手に、春の花々が咲いていました。その中で、最近の子供は食べなくなった「つくし」が花にまじって沢山咲いて?いました。私の子供の頃はあぜ道で取ってきては、油で炒めて食べていたものですが・・・。
5月7日(日)

2006年 もみまき
腐葉土を殺菌した土を入れた苗床に、籾をまいて上土をかけている風景です。農家によっては農協より出来た苗を買って田植えをしている方もおられますが、買った苗は急成長させている為、見た目は立派でも弱くて倒れやすいという欠点があります。当家では本年度1800枚の苗を造っております。
5月12日(金)

しろかき前のならし
しろかきをする前に、田んぼに水を入れます。その前に水が田んぼすべてにまんべんなく入るように田んぼを均します。これで稲刈り後に田んぼを鋤くのは3度目です。写真の通りいつもの事ながら白鷺が田んぼをすく時はどこからか飛んできます。田んぼに生き物が沢山いる証拠です。
6月5日(月)

しろかき
5月2週目より耕した田んぼの土を再度耕し、6月1日より池の水を落とされた田んぼのしろかきをします。この作業をする前に、水が田んぼ全体にまんべなく行き渡る様に、手で田んぼの高さを調節します。機械を使う為に、人手をかけます。
6月9日(金)

生きている田んぼは白鷺も知っている
田植え前の田んぼの様子です。白鷺が10数羽どこからともなく飛んできて、しろかきをしているトラクターの後を追ってきます。土中のミミズやオケラが目当てでしょうか?生きている田んぼは白鷺もよく知っています。
6月10日(土)

田植え
田植えは機械だけではダメです。機械をキッチリと使う前にしっかりと地ならしをして、田植機で植えた後は、飛んでいたら再度植え直しを人間の手で行います。しっかりと根が土に入っていない時は写真の様に手で植え直しをします。これも美味しいお米を作る基礎です。
7月16日(日)

ずーと降り続く雨
今年の雨は何故こんなに長く続くのでしょうか?例年より雨の日が多く稲の生長が遅れています。雨の被害も各地で聞いております。早稲の品種は日照不足で1週間ぐらい遅れそうです。四万十の8月上旬に刈り取るお米は未熟米が多いだろうな・・・。
7月30日(日)

汗だくの草刈り
農業の中でも最も重労働の仕事がこの草刈りです。田んぼ一枚にあぜ道が四筋あるので、だいたい250m程×10枚で2.5km前後の道の草を草刈り機で刈り取ります。それもシーズン中に2〜3回は刈り取らないと通れなくなるので重労働です。さすがの親父もこの作業には閉口しています。
8月6日(日)

雑草は手で引き取ります
農薬を多くすれば雑草は駆除できますが、当家では手で引きます。大規模農家では雑草を引かない方もいらっしゃいます。が、せっかくの栄養分が雑草(粟・ヒエ等)に吸収されてしまい、美味しい立派なお米が出来ないかと思うと引かない訳にはいきません。少ない田んぼで2日間・多い田んぼで5日間もかかって雑草を引きます。
8月12日(土)

キヌヒカリの開花がはじまっています。
早稲品種のキヌヒカリが開花しました。ミツヒカリ・ヒノヒカリ・山田錦はまだ開花しておりません。やはり昨年より1週間程開花が遅いようです。でも、最近はずーっと天気がよいので刈り取り時期には例年並みに採れるかもしれません。この写真を撮るときもじっと目をこらして見ていないと、花が小さいので気がつかない事が多いです。私も40年以上田んぼを見ていますが、言われるまで気がつきませんでした。
8月13日(日)

微量な防虫剤の散布
お米が開花する頃には、防虫剤を撒くことになっています。もちろんJA指定の虫が付かない薬を散布するのですが、今年からは極端に少なくしております。JAに供出する分はこんな事が出来ませんが、家庭消費用と直接販売用は1/10程度しか使っておりません。撒く場所は害虫の飛んでくる隣の田んぼとの境1mだけです。見た目よりも安全を重視する姿勢です。(当家のお米は米粒の角がまれに黒くなっているお米が混じっています。お米の成長段階でカメ虫が吸ったあとです)
8月27日(日)

山田錦(JA出荷用)の農薬散布
JAに出荷をする山田錦は、お米をJAに買って頂くので、規定量の農薬を散布します。お米の表面には残留農薬は無いとは思うのですが、虫も食べないお米を人間は食べるのです。
9月15日(金)

コシヒカリの収穫
今年初めて栽培をしたコシヒカリの収穫です。田植えをしてから3ケ月ですでに収穫です。キヌヒカリが早いなーと実感しました。隣村の農家では、コシヒカリは土壌に合わないと言っていましたが、当家ではなかなかの良い出来です。30kg玄米で25袋しか収穫出来ていませんが食べるのが楽しみです。
9月17日(日)

キヌヒカリの収穫
今年先行して一部のキヌヒカリを刈り取りました。日当たりの良い田んぼですが、7月の長雨のせいか昨年ほどの良いお米が収穫出来ておりません。全国的にはまだ播磨地区は良い方だとは思います。今後田んぼの状況を見ながら随時刈り取りをして行きます。
9月24日(日)

キヌヒカリ出品種の収穫
今年も白鷺が稲刈りをしている所へ舞い降りてきました。コンバインが近くに来ると反対側へ飛んで行きバッタやカエルを食べ、グルグルと回っていました。子供が駈け寄ると一度は他の田んぼへ飛んで行きますが、再び舞い戻ってきます。後ろの田んぼと比較して良く熟れているのが分かります。
10月2日(月)

倒れた山田錦に群がる白鷺
穂の重い山田錦の倒れている所へ、7〜10羽の白鷺が舞い降りてきて虫をついばんでいました。この田んぼは家のすぐ裏で、家の中から撮影をした写真です。私たちが白鷺を殺さないことを良く知っている様で、人間を怖がりません。
10月9日(月)

ゆめおとめの刈り入れ
来年度より兵庫県の奨励品種になる、夢乙女の刈り入れです。しっかりとした太い茎はタップリの稲穂を支えていました。良く熟れすぎている様にも見えましたが、刈り取ってみるとちょうど良いぐらいでした。
10月15日(日)

酒米山田錦の刈り入れ
足下の草が見えるでしょうか?除草剤を使っていないので、稲の根本には小さなな草が沢山生えています。コンバインで刈り取りをしますが、コンバインの通り道の田んぼの四隅は事前に約5m×4筋を手で刈り取りをします。
10月16日(月)

山田錦の乾燥・脱穀
当家がお願いをしている、乾燥・脱穀機です。遠赤外線マイコン制御の乾燥・脱穀機で、均一でムラの無い品質の安定したお米が出来てきます。お米作りは昔ながらの伝統的な手作業ですが、そのお米を加工するのは、最新の機械でするのが一番良い方法だと考えております。
10月27日(金)

ミツヒカリの確認 よっしゃ!
お米の仕事人、東郷正春は稲刈り前には、必ず田んぼのお米の状態を確認します。天気と日照時間と経験を考えながら、稲刈りに最適な日を決定します。ことしのミツヒカリもたわわに実っています。
10月29日(日)

ミツヒカリの刈り入れ
大型のコンバインは小回りがきかず、角のお米を踏んでしまいます。大規模農家では、そのままほったらかしの方もいらっしゃいますが、当家では1粒も無駄にしたくない気持ちで、土に埋まってしまったお米も起こして手で刈り取ります。お米に対する感謝の気持ちを持ち続けています。
11月18日(土)

発酵牛糞の散布
来年に良いお米を作る為、土壌改良をします。その主な事の一つに、発酵牛糞の散布をしております。1反あたり2tの発酵牛糞を、写真の散布機を使い散布しております。とても臭いですが、土になじむに従って1週間程でにおいもおさまります。においがおさまってから、年末までに土のなかへすき込みます。
なぜ同じお米で
味が違うの?
2001年に収穫までお米が足りなくなり、JAで同じ品種を買って食べた時、孫が「おいしくない」と言ってお米を食べなっかたのです。申し訳ないがJAに出すお米は出す人すべてのお米が混じってしまい、責任感が無さすぎます。まぜてしまえば誰が造った米か分からないという考えがいやなのです。本当のお米の味を分かってほしいのです。

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